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2017-07-16

「楽しく。お金をかけない。」Mayumiさん

インタビュー第4回。

メルボルンから西に約300キロ、ワーナンブールという素敵な海辺の町があります。

そこで唯一のすしレストラン「Shiraya」。お昼時は外まで行列ができる人気店です。

今回は、オーナーのMayumiさんに会いにワーナンブールまで行って来ました。(^O^)/

ところで、ワーナンブールと言えばクジラが見られることで有名。6月から9月、クジラは子育ての為にやってきます。

Mayumiさんに連れて行ってもらったら、ラッキーなことにクジラの親子を見ることができました! 生まれて初めてクジラを見て感動!しかもビーチから!

見づらいけどぴょこんとクジラのしっぽが出ているの分かります?

では、Mayumiさんのインタビューお楽しみください!

自分に何ができるんだろう?

Mayumi(以下M): 英語も自信ないし、自分のやりたい仕事もない。自分に何ができるんだろう?って常に考えてました。クラフトをマーケットで売ってみたり、タイレストランでバイトしたり、友達と掃除のバイトしたり、いろいろやってみましたね~。

で、友達のエマとユニットを組んでケータリングを少しずつ始めてみたんです。友達のパーティーに参加して、自分も楽しみながらケータリングもする。(笑)そうしてる間に、評判になって、いろんな人のパーティーに呼ばれるようになっちゃったんです。周りからも「お店やれば?」って盛り上がってきて、自分たちもだんだんその気になっちゃって…

どれだけお金をかけないか。というゲーム

M: 二人とも、もともと物件とかオープンハウスを見に行くのが大好きだったので、ちょこちょこ空き物件を見ては妄想を膨らませてました。そうこうしてるうちに、安い物件が見つかって、契約しちゃって…。そこからは早かった。壁を塗ったり、キッチンが無かったからキッチンを作ったり。もう友達総動員で。(笑)

あと店で必要なものは殆どガレージセール、オークションやOP Shop(セカンドハンドショップ)から。あとは友達からもらったり、貸してもらったり。(笑)

そんな感じで店の名前から何から準備して、2か月くらいで店をオープンしたんです。

最初はハンドロールすし7種類と生春巻き3種類から始めました。

最初は機械もなかったし、手で巻いてたからそんなにたくさん作れないじゃないですか。自分たちはたくさん作ったと思ってたんだけど、初日はオープンして、1時間で売り切れちゃって、何にも売る物が無くなっちゃったんですよ。(笑)

もう最初の1週間は泣きながらすし作ってましたね。趣味の延長って感じで二人で始めたんだけど、始めてみたら予想以上に大変で、「もう全然楽しくないー!」って。でね、日本人のお友達5人くらいにお願いして、巻くのを手伝ってもらうようになって少しストックができるようになったんだけど、1か月くらいしたら、やっぱりそれでも追いつかなくて。もうマシーンを買わないとダメだってなったんです。新品で買うとすごく高いんだけど、たまたま伝言ネットに中古の寿司マシーンが安く出てて。ほんっとについてた!それから少しずつ楽になりました。

無駄な事をいっぱいして、そこから学ぶ

M: もうすべてが行き当たりばったりでしたね。私もエマもフードビジネスの経験がないし、誰も教えてくれないので、最初は無駄なこともいっぱいして、そこから学んでいきました。

今は3年目に入ったので、1日出る数もだいたいわかるので過不足は無くなりましたね。だけど、今でも毎日違うチャレンジがありますね。

Tomo(以下T): 1時間で売り切れちゃったなんて、最初から好スタートですよね。

M: そうですね。メルボルンで流行った物がワーナンブールに来るまでに5年から10年かかるんですよ。寿司なんてメルボルンでは10年前にはもう至る所にお店があったじゃないですか。だから、ワーナンブールの人たちが寿司を受け入れる準備はできている。とは思っていました。でも、生魚は全く食べないと思っていたけど、結構食べるのには正直びっくりしましたね。

T: 生春巻きの売れ行きはどうでした?

M:  売れましたね~。海苔が苦手な人が結構いるんですよ。「臭い」とか言われたり。海苔のハードルは結構高い。

寿司と生春巻きだけじゃ魅力ないので、だんだんと照り焼き丼、お好み焼きとか他のメニューもやり始めました。照り焼きはこっちの人は好きですよ~。一番人気です。

刺し身丼

Shirayaの由来

「志らや魚店」当時の写真

M: 実は両親が魚屋で、その屋号なんですよ。その頃ちょうど近所に大きなスーパーマーケットができて、5年ももたなかったんです。今私がその名前を受け継いだお店で、魚をさばいたりしてるので、不思議な縁を感じますね~。両親とも、もう他界してるんですけど、生きてたら喜ぶだろうなって思いますね。親孝行したかなって。

友人とビジネスをすることについて

MayumiさんとEmmaさん

T: 友達とはビジネスをやらない方が良いってよく言いますよね。不安はありませんでした?

M: 皆に言われましたよ~。不安はちょっとあったけど、パートナーがいて良かったと思います。私一人じゃプレッシャーが多すぎてお店やってけないと思う。

T: エマとは意見の食い違いとかありませんでした?

M: 雰囲気が悪くなったことはあったかな。でも基本お互い尊敬しあっているので上手くいってると思います。エマは上に立って人をコントロールするのが上手なタイプ。私はいいリーダーをサポートすることで力を発揮るするタイプなんです。バランスがいいんでしょうね。

完璧を求めすぎない

T: やりたいことがあってもなかなか動き出せない人が多いと思うんですが、そういう人に何かアドバイスはありますか?

M: 日本人は最初から完璧を求めすぎて動き出せないっていうのはあるかも。でも、肩の力を抜いて自分のできる範囲から始めれば誰でもビジネスできますよ。日本人はソフトはいいもの持ってるんだから。

おわりに

いかがでしたか?

Mayumiさんのセンスの良さとお茶目で愛が溢れている人柄が終結したようなとっても素敵なお店。

「日々楽しく」がモットーということもあってか、とにかくスタッフ全員いつも笑って楽しんでいるんだとか。ハッピーが伝染するのか、来るお客さんまでハッピーになるそうです。

添加物や出来合いの物を使いたくないというこだわりがあり、いただいたおすしや餃子、刺し身丼など全てとっても美味しかったです。

メルボルンからはちょっと遠いけど、Mayumiさんとクジラに会いにぜひワーナンブールへ!

Shiraya Sushi & Deli

103-105 Kepler Street, Warrnambool, Victoria, VIC 3280 Australia

月―金 9:30am-4:00pm

土、日 定休

facebook: Shiraya Sushi & Deli

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