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2017-07-06

「コミュニケーションを大切にするといい人間関係ができ、それが自信につながる」Youkiさん

インタビュー第3回は、ウェディング専門のお花屋さん、Sugar Bee Flowersのクリエイティブ ディレクター、Youkiさんです。

ウェディングの会場にもなっている、素敵なワイナリーがたくさんあるYarra ValleyのColdstreamにあるスタジオに伺ってお話を伺いました。

起業までの道のり

提供:Sugar Bee Flowers

Youki(以下Y): シドニーで大学に行って、勉強している内容は面白かったんですけど、それが職にどうつながるのか分からなくて、1セメスター(半年)で大学を辞めたんです。

で、日本に行ってイベントとかウェディングの仕事をしました。すごく楽しかった。

その後シドニーに戻って、結婚して子供が生まれて、子供が1才になったときに、何かしたいな~と思ったんです。それまでは発音矯正を教えてました。楽しいけど一生やりたい仕事じゃないな~と思って。以前やったイベント系の仕事が楽しかったから、じゃあやってみよう!って思って1年間お花の勉強をしたんです。そのコースが終わってすぐにゴールドコーストに引っ越して、はじめシドニーみたいなオシャレなお花屋さんで働きたいと思ったんですけど、ゴールドコーストにはそういうお花屋さんが無くって…。他の人のスタイルに影響されるのが嫌だったので、Sugar Bee Flowersを始めたんです。家でやってたので規模は小さくて、ブーケやボタンホールだけの受注を受けてました。

二人目が生まれて、メルボルンに引っ越してきて、また自宅でやってたんですが、だんだん自宅でできない規模になってきたので、3,4年前にスタジオをColdstreamに借りました。この辺はウェディング会場となるワイナリーがたくさんあるんですけど、お店を持っているウェディングフローリストってうちだけなんですよ。何人か自宅でやっている人はいるんですけど、会場の信頼を得るにはお店を持っている方が良いので、ここにまず問い合わせてくれる花嫁さんはすごく多いです。

ウェディング フローリストは体力勝負

提供:Sugar Bee Flowers

Y: 最近はハンギング インスタレーションが流行ってますね。フレームにオアシスを詰めて、それにお花を挿していくんですけど、スタジオで2時間半ほどで大体作っておいて、会場に運んで最後の仕上げをします。トータルで3時間ちょっとですね、かかるのは。

Tomo(以下T): うわ~、そんなにかかるんだ。かなり重そうですけど、力仕事ですよね。

Y: かなり。夏は特に疲れるし、スタッフは毎日筋肉痛になりながら仕事してます。

T: 花の仕入れはいつするんですか?

Y: オーダーはウェディングの2週間前にしておいて、4日前に仕入れます。バラの種類によってはすぐ開いちゃうのもあるので、そういうのは2日前。制作にとりかかるのは3日前で、ブーケは前日に作ります。

花によって開く時期がちがったりするので、形だけ作っておいて紫陽花は前日に加えるとか、そういう工夫も必要ですね。

ウェディングは大体1日2件やるので、そういうときはスタジオが花とグリーンですごいことになります。もう立つ場所が無いくらい。(笑)

提供:Sugar Bee Flowers

Efficiency(効率の良さ)は日本人の強み

提供:Sugar Bee Flowers

Y: アレンジメントは全てスタジオで作っておいて、会場に置くだけの状態にしておきます。ハンギング以外は、会場でやる事は殆どないんです。

時間が限られてるから、どれだけefficient(効率良く)にできるかがキーワードですね。

ほぼ準備もせずに、会場に着いてからアレンジをし始める花屋を見かけたことがあります。そういう花屋に会場の方が困っているという話も聞きます。

私たちが新しい会場に行くと、「絶対遅れるんでしょ」みたいに思われてて最初から対応が悪いことがあります。で、私たちが時間通り来て、効率よくセットアップして時間通り終わると、会場の人たちは感動するんですよね。そういう所は日本人のいい所だし強みですね。

コミュニケーションの大切さ

Y: 自分の結婚式の時に、シドニーのセンスのいいお花屋さんにパステル系のお花を頼んだんです。コミュニケーションが電話のみの一回だけで。結局届いたのが赤いバラとベリーと鮮やかな黄色、すっごい濃いグリーン…。

T: ええ?!人の話全然聞いてない!

Y: そうなんですよ! でも、もう直す時間もなかったのでそのままだったんですが、すごくアンハッピーでした。だから私はクライアントとのコミュニケーションは細かくやります。有り難いことに、いいクライアントさんばっかりで、ミーティングで会ったり、その後何回もコミュニケーションを重ねていくと、どんどん思い入れしてきてすごく助けてあげたいなっていう気持ちになるんです。

クライアントからの沢山のサンキューレター。

それとスタッフとのコミュニケーションもすごく大事にしてます。

T: スタッフとのコミュニケーションを良くするために心がけてる事ってありますか?

Y: うーん…。まずはスタッフを大好きになる事ですかね~。私スタッフの事が大好きなんですよ~。もう毎日会いたいくらい。(笑)だから自然とコミュニケーションが良くなって、何でも言い合える関係になってると思います。

T: ウェディングって一生に一度の一大イベントだから、失敗は許されないじゃないですか。プレッシャーってすごくないですか?

Y: 最初の頃は一人でやってたし経験も浅かったので、失敗もしましたよ~。花嫁さんの希望の花が最初あるって言われてオーダーしておいたのに、やっぱり手に入らないって言われて、花嫁さんをがっかりさせちゃったりとか。

プレッシャーもすごくって、花が枯れたー!とか、デリバリーに間に合わない!みたいな悪夢も毎日のように見てました。でも、今は経験もついたし、スタッフも助けてくれるし、花の栽培者やサプライヤーさんも融通聞かせてくれたりするので、どんなハプニングがあっても対処できるという自信はあります。

今後の展開

提供:Sugar Bee Flowers

T: これからチェレンジしてみたいことはありますか?

Y: ウェディングは小物がたくさん必要なんですよね。「小物ある?」って聞かれるんですが、うちもあることはあるんですけど、十分じゃない。だからと言って紹介する所もない。だから小物のハイヤーもやろうと思って、実は今準備中なんです。

一番好きな花

T: 最後に、好きな花は何ですか?

Y: やっぱりバラです。他のフローリストに言ったら笑われるんですけどね。(笑)

おわりに

インタビューが終わって、スタジオにあるお花で花束を作っていただきました。

一つ一つのお花を手にする度に「かわい~~♡」と言いながら楽しそうに花束を作っていくYoukiさん。

お花も大好き、スタッフも大好き、クライアントも大好き。

そんな愛が溢れているYoukiさんのお話を伺って、私もすっかり幸せな気分になりました。

ブッキングはもう来年の4月くらいまでいっぱいだそうです。みなさん2年くらい前から予約するんだとか。

うっとりしてしまう写真がたくさんの彼女のウェブサイトをぜひチェックしてみてくださいね!

4/4 North Gateway, Coldstream VIC 3770 Australia

www. sugarbeeflowers.com

facebook: Sugar Bee Flowers

instagram: sugarbeeflowers

 

 
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