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2017-06-10

「人生を切り開く行動力」Naoさん

インタビュー第2回です!

現在ケータリングビジネスをなさっている、シェフ Naoさんにインタビューさせていただきました。

Naoさんは、おおらかでいつも笑顔の人。その姿勢は料理をしているときも変わりません。

それは何故か。その秘密がこのインタビューでわかります。

 

きっかけはオーストラリア

Q いつ頃からシェフになりたいと思ったんですか?

92年にオーストラリアのブリズベンに1年間ホームステイして、すごく気に入って住みたいと思ったんです。じゃあ、住むにはどうすればいいか考えて、その時はシェフになって日本食レストランで働くぐらいしか思いつかなかったんですよね。

で、まず資格を取ってから行こうと思って、94年に大学を卒業してから1年間服部栄養専門学校に通いました。

そして、最初の仕事はなんとドイツのフランクフルトだったんです。ルフトハンザ航空の機内食の日本食スーパーバイザーでした。待遇は良かったんですけど、日本食のセクションは閉鎖的だったので、1年くらいで辞めました。

日本に帰ってからは、気分転換しようと思って、ソバの修行で1か月山にこもったこともありました。もう朝、昼、晩毎日ソバ。(笑)

 

興味が料理からサービスへ

提供:G&V Catering

 

その後、銀座の「シノワ」という、ワインバーの先駆的なレストランで1年くらいサービスと料理を両方やっていました。

だんだん興味が料理からサービスに移っていって、当時フライトアテンダントにすごくなりたかったんですよね。

専門学校に行って、いろいろ面接受けたりしたんですが、なかなか採用してもらえなくってね…。やっとマレーシア航空のグランドスタッフに採用されたんです。

仕事内容はすごく面白かったんですよ~。でも人間関係に悩まされまして長く続きませんでした。

フライトアテンダントになるために、英語も学べるしって事で、アメリカンクラブで働きました。そこでサービスとワインについてすっごく勉強させてもらいましたね~。

そこで知り合ったニュージーランド帰りのスタッフの勧めもあり、ニュージーランドにワーキングホリデーで行ったんです。

QantasからAir New Zealandから、いっろいろ受けましたね~。

Air New Zealandは、永住権を取ったら採用されるかもしれないと聞いたので、頑張って勉強して、10か月で永住権を取りました。今じゃ考えられないですよね。

でも、永住権を取ったにもかかわらず、採用試験に2回落ちまして。

もう、本当についてない!

で、Emiratesが初めてニュージーランドで採用するという事で、募集をかけたんです。

応募したら受かったんですけど、なぜか僕の名前(Naofumi)を女性だと思ってたみたいで。履歴書に写真もあるのに!!!

これで完全にフライトアテンダントの夢はあきらめがつきましたね。世界の果てまで来て必死に勉強して永住権までとって、4年間やる事はもう十分やったと。

 

再びシェフへ

提供:G&V Catering

 

Q フライトアテンダントは完全にあきらめて、シェフの道に戻ろうと思ったわけですね?

やっぱり料理はもともと好きだったんで、ニュージーランドでも毎週のように友達を招待して料理を振る舞ったりしてたんです。

これは楽しいぞって味を占めて、シェフの仕事に戻ることにしました。

ステップアップするためにイタリアへ行き、語学と料理の勉強をして、シエナで1年ほど働いてから、再びニュージーランドに戻りました。

2002年か2003年に、アメリカズカップでプラダのチームがイタリアから来るので、知り合いのニュージーランド人のおばさんが、「あなたイタリアに行ってたし、言葉もできるんだから連絡してみたら?」って言われてすぐ電話してみたんです。そしたらなんとOKがでまして、行ってそこで料理を試しに作ったら、えらく気に入ってもらえましてね。当時としては破格のお給料で働かせてもらいました。

プラダとの契約終了後、イタリアのシチリアのレストランで働く契約をして行ってみたら、契約した人が危険な事業をやっているとんでもない人で、連れて行かれたところが海の家みたいな所!さすがに身の危険を感じてフィレンツェに行き、グランドホテルという格調高いホテル等で、前回のシエナも含め計4年近くイタリアに在住しました。

それから日本に帰って、東京の赤坂にイタリアンレストランを開業したんです。

 

料理とサービス。ケータリングは両方できる。

提供:G&V Catering

 

その頃、今の奥さん(ブリズベン出身)と知り合ってオーストラリアに行くことにするんですが、メルボルンはマーケットの雰囲気がイタリアと似ていたので気に入って、メルボルンに決めました。

その後いくつかのレストランを経験し、2013年にケータリングのビジネスを始めました。

僕は料理を作るのも好きですが、お客さんとお話しをしたり、ダイレクトな反応を見たりするのが好きなんです。

ケータリングはそれができるのですごく楽しいですね。

 

基本に忠実に

Q 普段から大事にしている自分のポリシーってあります?

オーストラリアは、すごく流行に流されているレストランが多いと思います。

見た目を重視するあまり、肝心な味の方は二の次になってしまってる。

今、派遣でAged Care(老人ホーム)で料理を担当しているんですね。僕の料理をご老人方がすごく喜んでくれて、「美味しくてすごく感動した。」とわざわざ言いに来てくれるんですよ。

見た目は派手じゃなくても、基本に忠実に作れば人は感動するんです。

だから僕は絶対に流行に流されないし、「基本に忠実」これを心がけています。

 

今後の展開

提供:G&V Catering

 

Q 今後の活動について聞かせてください。

まずケータリングのビジネスにこれからも力を入れていきたいですね。

将来的には、Aged Careで働いて、心から喜んでくれる人たちに料理するのもいいなぁ。なんて思ってます。

 

まとめ

いかがでしたか?

お話を伺って、Naoさんがシェフでありながら、どうしてこんなに人当たりが良いのか、謎が解けました。人を和ませる笑顔と性格、話し方。これはNaoさんの才能だと思います。

また、印象的だったのは、チャンスを待つのではなく、とにかく行動を起こしてチャンスをつかんで行く姿勢。数え切れないほどの経歴の中で、イタリアやニュージーランドの5つ星ホテル、アメリカズカップでのプラダの専属シェフ等々。これらは募集が出ていたという訳ではなく、Naoさんが飛び込みでゲットした仕事です。この積極性と行動力は見習いたい!

Naoさんのケータリングに興味のある方は、ウェブサイトをご覧ください。

G&V Catering
https://www.gvcatering.com/

facebook: G&V Catering

 
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